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  • 『世界に一つだけの花』の思い出。友達がいなく学校を休みがちになった僕

    この曲には思い出がある。
    リリースされたすぐの時期に、学校のクラス会で歌うことになった。

    僕は数週間の一時的ではあるが、学校を休みがちだった。
    そんな時期の、思い出の一曲。

    2002年小6の頃の話

    話は2002年のこと。
    僕は、小学6年生だった。

    この頃の僕には、友達は一人しかいなかった。
    5年生の終わりに、仲の良かった友達二人が転校してしまったからだった。
    それに加えて、残った一人の友達は、体が弱く、学校を休みがち。
    学校では一人のことが多かった。

    「友達は必要ない」なんていう記事を書く僕ではあるが、それは大人になってからのこと。
    この時期に、友達がいないのは孤独であった。

    学校を休みがちに

    一人でいることが多かったこともあってか、学校を休みがちになってしまう。
    とは言っても、数週間のことであった。
    助けてくれる人たちがいた。

    事情を知った低学年の頃に仲が良かったクラスメイトが、登校時に迎えに来てくれた記憶がある。
    学校に行くしかない状況となった。
    有難いが、彼らは、先生に言われたから着ただけだろう。
    これをきっかけに、また仲良くなるなんてことも、もちろんない。

    先生やクラスメイトのおかげで、不登校にならずに済んだのだが…。
    学校での状況は変わらず。
    この一年間は、学校が嫌だったが、耐えることができた。

    なぜ『世界に一つだけの花』

    タイトルに出した、世界に一つだけの花
    曲の説明は不要であろう。
    なぜ、この曲なのか。

    僕が学校を休みがちになった頃が、ちょうどこの曲のリリース時期であった。
    さらに、学校ではクラス会のような行事が予定されていた。
    この行事で『世界に一つだけの花』を、皆で歌うことになったのだ。

    記憶が曖昧なのだが、学校を休む僕にクラスメイトがこの曲の譜面を持ってきてくれたような。
    母が、学校に取りに行ったのかもしれない。
    その譜面を見ながら、母と歌うか、譜面を一緒に目で追っていた。
    「学校、行かないとね」みたいな話をしながら。

    僕は嫌々、学校に行き、クラス会に参加する。
    ホットサンドを作らされ、それで火傷をして、食べた後に、『世界に一つだけの花』を歌ったのだろう。
    良い思い出ではないのだが、忘れられない記憶である。
    母との思い出は、温かく、優しい。

    最後に

    誰もが知る名曲であるが、僕には特別な思い出ある曲。
    この記憶を思い出すと、自然と『世界に一つだけの花』がBGMとして流れてくる。
    それが何故だか、この記憶にぴったりだったりする。

    だからと言って、この曲が好きというわけではない。
    好んで聞いたことなど、一度もないはずだ。
    思い出とは言っても、辛かった時期のこと。
    母との思い出としては、とても大切。

    記憶が曖昧なんだけど、母に抱きしめられたことは、はっきりと覚えている。
    「がんばれ」ってことだったのかな。
    その記憶のワンシーンにも、この曲がぴったりとBGMになる。