子供の頃の話。
朝起きると、リビングにおいてあった。
発売したばかりで、絶対に買えない物だった。
PS2は思い出のゲーム機。
突然やってきた
その日は、突然やってきた。
朝起きて、リビングに行くと、テーブルの上に大きな青い箱。
小学生だった僕は驚きと喜びで、大興奮。
朝起きて、大きな箱が置いてあるなんて、まるでクリスマス。
急なサプライズで、興奮はクリスマスプレゼント以上だった。
母が「お父さん起きるまで触っちゃダメ」みたいなことを言った。
母も、なぜこれがここにあるのか知らなかった。
「預かってる物かもしれないから」って。
全てを知るのは父である。
ビンゴ大会の1等
父は会社の飲み会のようなイベントに参加したようだ。
一等だったのかな。
「特賞が当たった人に交換してくれと言われた」と聞いた。
特賞はハワイ旅行。
僕を思って、PS2を選んでくれたのかな。
ゲームで遊んでくれることはあったけど、一人で遊ぶほど好きではなかったはず。
当時の定価を調べてみると、39,800円。
小学生の僕には絶対に買えない物だったし、買ってもらえる物でもなかった。
PS2の思い出
高校生くらいから、全くゲームをしなくなったのもあるけど。
20代後半くらいから、ちょくちょくゲームをするようになって、この出来事をよく思い出す。
同時に「PS2で、どんなゲームしてたかなー」って。
思い出すのは、一番最初に買ってもらったソフト。
車が好きだった僕は、レースゲームを買ってもらった。
DRIVING EMOTION TYPE-Sというやつ。
リッジレーサーと悩んだような記憶もある。
ソフトが出揃ってない時期で、レースゲームは、この2つしかなかったはず。
調べてみると、開発元はなんとスクウェア・エニックス。
僕は車のゲームってことで、満足してたような。
グランツーリスモ3が出てからは、全く遊ばなくなったけど。
どんなもんだったか、今遊んでみたい気持ちはある。
最後に
こんなにも思い出があるにも関わらず、
手放したときのことは、全く覚えてない。
高校生~大学生の時期かな。
今なら、壊れてても、手元に置いておく。
ゲームに関わらず、子供の頃の思い出は大切。