• 当ブログには広告を含みます。
  • “雑魚”を”ざんぎょ”と読んだ友達

    中学時代、何かあれば「はい、雑魚ーww」みたいなことを言う奴がいた。
    それは僕の友人。
    そんな彼。”雑魚”とは言うものの、“雑魚”を”ざこ”と読めていなかった。

    そんな、ちょっとおバカで、癖のあった彼。
    今思うと、人間的に興味深いと思い始めたので、彼を紹介したと思う。

    ざんぎょ騒動


    タイトルどおり、彼は、“雑魚”を”ざんぎょ”と、読んだ。
    “雑”を、なぜ、“ざん”と読んだのかは、未だに不明だ。

    なぜなら、僕ともう一人の友人は、彼の間違いを指摘しなかった。と、いうより、できなかった。
    それはきっと、間違い方が、お馬鹿すぎたからだろう。
    とにかく、笑いを堪えるのに、必死だったような記憶がある。

    あの時、なぜ、”ざんぎょ”と読んだのか聞いておけば、謎は解けていたかもしれない。

    ざんぎょの彼がいない時は、「ざんぎょ!ざんぎょ!ざんぎょ!」と、ネタにして、二人で笑っていたものだ。
    一緒に笑っていた、おバカじゃない彼も、時期におバカな間違いをすることに…。

    この、“ざんぎょ”騒動は、僕の中学時代の、一番の思い出だ(笑)

    のび太のようでスネ夫のような

    そんな彼は、もちろん、勉強ができない。
    テストの点数なんかも、のび太のような感じ。
    高校も、一番おバカなところに行った。

    のび太と違うところは、スネ夫のようなところもあるところ。
    “強いものに付く”みたいなね。

    基本的に、僕らは、地味なグループなんだけど、少しでもジャイアンっぽい人と仲良くなれそうになると、そっちにいく。
    あとは、髪型もスネ夫っぽかったかな(笑)
    家が、美容室なのに、変わった髪型をしていたのを、よく覚えている。

    内面は、スネ夫のようにずる賢いところがあるものの、のび太のように、優しく、ピュアな一面も持ち合わせていた。
    癖のある彼は、一部の人間から嫌われていた。しかし、彼の、のび太のような一面を知っていた僕は、彼を嫌いになれなかった。

    最後に

    中学時代は、こんなにも愉快で、個性豊かな友人が多かった。
    今でも思い出すのは、中学時代の友人ばかりだ。

    思春期を共に過ごした友っていうのは、何か特別なものを感じるよね。
    それでいて、こんなにも個性的なのだから。

    大学時代なんかは、くだらない人間しかいなかった(笑)

    大学時代のことは思い出しもしないし、覚えてもいない。
    しかし、中学時代のことは、今でも、鮮明に覚えていて、夢にも頻繁に出てくるほど、よく覚えている。

    中学時代の友達は、僕になにか大きなものを、与えてくれたのだろう