小中学と付き合いのあった友人は、何かと嫌われていた。
男女問わず、
当時は仲良くしていたが、今は僕も彼のことが嫌いだ。
それは、
嫌われる原因
彼が嫌われた原因は、挙げるとキリがない。
小学生の頃は、“しつこいヤツ”で有名だった。
「今日は遊べない」と言っても、「なんでだよ?なんでなんでなんで」と。
それがまた、しつこいだけでなく、
疑い深くなってしまっていたのだろうが、あれではなおさら嫌われてしまう。
これだけ聞けばかわいそうにも思えるが、こうなったのには、原因があった。
それは、
当時、流行ってた、遊戯王カード。
これを、盗むんですね。
その結果、嫌われた。
人の物を盗むやつと、遊びたいわけがない。
彼の両親はとても厳しく、他の人に比べて、ゲームなんかを買ってもらえてなかった。
だから、盗んでしまう。
…親の教育が悪かったのかな。
いじめに発展?
最終的には、公園で遊んでて
僕も一緒に逃げたことがあった。
避けるではなく、逃げるである。
彼は攻撃的でこわかった。
そして、しつこく、今思うととても面倒くさい。
周りの友達は、彼を毛嫌いするため、彼と遊ぶときはいつも二人っきりだった。
二人っきりのときの彼は、本当にいいヤツだった。
人数が増えると、人の物を盗んだりと、悪ガキになる。
女子には「息が臭い」なんて言われるようになり、
こればっかりは、彼に原因はない。
目立ちたい、いきがりたい
彼の嫌われる原因として挙げられるのが、お調子者なところ。
とにかく、目立ちたい。
そのためなのか、
ヤンチャに見えるようなタイプの人と。
多分、こういう人といきがりたかったんだと思う。
過去に嫌われていた経験があってのことだとも考えられる。
そんな意識があったように思える。
強がって、自分を大きく見せようとする人間は、僕は嫌いだ。
嫌いになる
高校一年生の頃。
僕に、ヤンチャなタイプの友達を紹介してきたことがあった。
とても自慢げであった。
何か嫌な感じがして、僕はすぐに帰った。
高校三年生の頃に、一度、集団と出くわす。
運転免許を取ったようで、彼たちは車に乗ってた。
彼のお母さんの車だったから、すぐにわかった。
僕は自転車だったのだが、横断歩道を渡る僕を煽ってきた。
親の車で、何やってるんだか…。
お調子者。
どういうつもりだったか知らないけど、調子に乗っちゃってたんでしょう。
僕も高校時代に嫌いになった。
ピュア?な一面
大人になってから、彼を街中で見かけたことがあった。
ギラギラのサングラスを額にのせて。
高校生の頃から、何も変わってない。
ファッションなんだろうけど、
家庭的というか、ピュアというのか。
そういう一面がある。
こういう一面を知っていたから、僕は仲良くしていた。
彼には、優しさもあった。
最後に
それまでは、嫌われる原因がわからなかった。
彼を嫌っていた人は、こういう一面を知っていたのかもしれない。
小学生~中学生の頃の遊んだ思い出は、大切にしておきます。