学生時代、毎日のようにメールが着て、夜には電話が来る時期があった。
それは、同じゼミの一人の女性から。
普段は、真面目で大人しそう彼女であったが、実は、
目次
真面目で大人しそう
彼女の
目立つ感じの子ではなく、一緒にいる女の子も、地味な感じ。
地味なグループの中の、かわいい子という感じ。
講義中も真面目に勉強してるし、ゼミでも一生懸命に、取り組んでいた。
僕はタイプではなかったけど、友達の中には、かわいいという人も、ちらほらと。
彼氏もいなさそうだし、この時は、
強制的な連絡先交換
同じゼミだから、メンバーは全員連絡先を教え合う。
言ってしまえば、
ちなみに、この頃は、LINEが広まり始めるちょっと前だから、電話番号とメールアドレスね(笑)
ここから、メールが着始めるんだけど、まだ週に1回とか。
内容も何気ないことだから、特に気にすることなく、会話していた。
最初の飲み会
ゼミが開始されてから、2か月後くらいに、1回目の飲み会となった。
その飲み会自体は、いたって普通の飲み会。
しかし!この飲み会の帰りから、
確か6月上旬から中旬くらいで、昼間は暖かったものの、夜は涼しかった。
例の彼女は、ノースリーブのワンピース。
僕は、長袖シャツ一枚。涼しくなることを考え、鞄の中には、薄手のカーディガンがあった。
そして、飲み会の帰り。
明らかに寒そうな彼女は、時折、「さむっ…」なんて、言い始める。
僕は、仕方なく、鞄の中に忍ばせていた、
これが、彼女の何かに、火を付けてしまったのだ。
真面目女子、超肉食化
飲み会が終わった、翌日。
彼女と、待ち合わせをすることとなる。そう、昨日貸した、カーディガンを返してもらうため。
なんと!その
そして、ここから、メール地獄。学校にいるときも、家に帰っても。
寝る時間が近づくと、「電話できる?」と、お誘いメール。
初日から、色々なこと言っていた気がする。覚えているのは…
「A君の声はかっこいいけど、(僕)くんの声は落ち着く!」
ちなみに、A君とは同じゼミで、いわゆる”イケボ”の持ち主である。
いい子だとは思ってたけど、恋愛感情などは一切なく、こういった言動は、全てスルーしていた。
何とも思ってない子に、こんなこと言われても、何とも思わないよね。
肉食女子と下校
そんな日々が1週間ほど続いたある日、学校から、一緒に帰ることとなる。
いつもはカジュアルな服装が多い彼女が、真っ白のワンピース。
いつも一緒にいる女友達にも、「いつもと違うね!」なんて言われる。
思い返してみると、飲み会の時も、ワンピースだった。
そして、彼女は一緒に帰るとすぐに、
どうも何もね…。まだ出会ったばかりの男女。
出会って1週間で、こんなことを言い始めたのだ。さすが、超肉食女子。
どんな思いで言ったのかは、彼女にしかわからないこと。
彼女に恋愛感情の無い僕は、何もなかったかのように、スルーした。
肉食女子とデート
最初の飲み会から、
好きな子とのデートではなかったため、その辺の公園やショッピングモールにしか、連れて行かなかった。
そんなことを繰り返していると、僕は、彼女と一緒に話をしたりすることが、楽しくなっていた。
女友達がいなかった僕は、「女友達ってこんな感じなのかなー」と思うように。
そんなことを思い始め、僕から、一緒に遊ぶことを誘い始める。
しかし、
彼女は、僕に対し恋愛感情があったのか、電話でこんなことを言った。
僕は思いっ切って「友達!」と答えてしまった。
彼女にとってしてみれば、
こんなことが続き、僕と彼女の関係は、ギクシャクしてくる。
恋愛感情がなくなると…
出会いから2か月もすると、メールや電話も減り、遊びに誘っても、断られるようになる。
彼女の僕に対する、
僕から「電話しよう?」なんて言おうものなら「なんか話あるの?学校で話して」みたいな。
そして、たまに、電話をしようものなら、
“あいつ臭い”とかね(笑)低レベルな悪口。
ゼミの担当教授の悪口も言ってたかな。
そんな彼女に嫌気が差して、僕は、彼女を無視するようになる。
少しだけでも、彼女に好意を持った自分が、馬鹿のように思えた。
男好きの事実が荒堀となる
この女の特徴は、友達が少ない。
女友達が数人と、他は、
そして、彼女が好む男は、バンドマン。
同じ学部の軽音楽部員と付き合い、さらに、同じ学部の別の音楽系サークルに所属する、男をもてあそび、トラブルを起こす。
さらに、大学の自治会的なものに所属しており、そこでも、異性間でトラブルを起こす。
彼女は、
これを聞くと、
最後に
気がする。
まだまだ女性を知らなかった僕の経験でした。